三重県立公衆衛生学院　歯科衛生学科 40回生 31名 の卒業証書授与式が行われ、飛翔会よりお祝いとして薔薇の花束を贈呈致しました。

卒業式当日は、天候にも恵まれ、卒業生の皆さんの新たな門出を祝福しているかのような一日となりました。

　昨年度に続き、手指消毒とマスク着用の徹底､参加者は卒業生と保護者・教職員のみ等の新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、規模を縮小して執り行われました。式への参加が認められなかった在校生からはビデオメッセージが送られました。また、式中は会話しないことを原則に卒業生のみマスク不着用が認められ､達成感溢れる晴れやかな表情と袴姿が式を彩りました。

　40回生はコロナ禍の2年余り、自宅学習やリモートによる遠隔授業に加え、厳しい行動制限を余儀なくされました。式では中川耕次学院長より、コロナ禍での苦しい学院生活を強いられてきた卒業生を労う言葉と今後の活躍に期待する祝辞が送られました。

　卒業生代表からは、臨床実習を受け入れてくださった多くの指導者に感謝するとともに、支えてくれた家族、友人、教職員に対して深く感謝しているとの涙ながらの胸が熱くなるような謝辞がありました。

　40回生は3年制教育の10回目の卒業生です。今後も自己研鑚に努め、歯と口腔の専門家として広く地域住民に貢献できる歯科衛生士になられることを祈っています。